沖縄そばのお店『首里そば』
沖縄に行くと、必ず食べる「沖縄そば」「ソーキそば」。（あくまで私の場合ですが…）
ちなみに「沖縄そば」は三枚肉がトッピングされていますが、「ソーキそば」は「ソーキ」と呼ばれる、豚のあばら肉（スペアリブ）が乗ったものです。
で、今回紹介させて頂くのは、那覇市の首里城近くにある『首里そば』。「沖縄そば」のお店です。
行列のできる沖縄そば屋さん『首里そば』
開店時間は11時30分ですが、11時15分にはすでに10人ほどの行列が出来ている、大人気のお店です。この日は、平日にも関わらずです。
韓国、中国語が飛び交い、感覚としては日本人は2〜3割くらいだろうか。それにしても中国からの観光客の方は、アクティブにも、レンタカーを運転されている方が多いですね。
その後も人が増え続け、11時20分には20名以上、11時30分のオープン時には、30名をはるかに超える大行列となっていました。
しかし、回転は良いので、待ち時間は比較的少なそうです。でも行くなら早い時間がオススメです。
細かい配慮を感じる『首里そば』
店内に入ると、まずは靴を脱いで上がります。
感心するのが、あまり相席させないように配慮していること。
これだけ並んでいたら、お店としては詰め込みたくもなりそうですが、効率よりも、お客様の快適さを優先させているのはさすがです。
ですので、店外の行列をよそに、店内は比較的、混雑した感じを受けません。
そして、注文した品が来るのも早くて、嬉しい。
しかも驚いたのが、オーダー順ではなく、来店順だったこと。
オーダーを聞く際は、一部来店順ではなかったのですが、出てくる順番は、ちゃんと来店順になっていました。これはなかなか出来ることではありません。
注文が決まった方から先に聞き、効率を上げているのでしょうか？どうあれ、店員さんの記憶力が凄いです。
また、頼んでもいないのに、取り分け用に、小さな器を持ってきて下さいました。店員さんのさりげないおもてなし感に、ただただ感心するばかりです。
きれいに並べられた、コップや箸などを見ると、良いお店だと感じます。
シンプルなメニュー構成
メニューはとってもシンプル。
首里そば（大、中、小）
煮付け
おにぎり
氷ぜんざい
じゅうしい（ジューシー）
どれも美味しい！そして安い！
最幸の一杯「首里そば」
店名でもある『首里そば』の名を冠した、最幸の一杯「首里そば」。あえて「最幸」と言う字を使わせて頂く程の、幸せな気分にさせてくれる「首里そば」です。
トッピングのお肉は三枚肉と赤身（ロース）の二種類。
沖縄産の豚肉にこだわっているそうで、とっても美味しいです。
麺はコシの強い硬麺。歯ごたえが良く、食べごたえがあります。
出汁は透き通っています。味は優しく、とっても上品かつコクも旨味もあります。
とにかく美味しい「首里そば」は、本当に幸せな気分になる、至高の一杯です。
絶対食べて欲しい『首里そば』の煮付け
『首里そば』で「首里そば」だけではもったいないです。
ぜひとも食べて頂きたいのが「煮付け」
とっても優しくて、上品なお味の煮付けを食べると、『首里そば』のこだわり、レベルの高さを感じずにはいられません。
肉には味が染み込んでいて、出汁まで飲み干しました。
「首里そば」のお供にオススメの「じゅうしい」
「じゅうしい」とは、いわゆる「炊き込みご飯」です。
「じゅうしい」のお味も優しいです。
主張し過ぎず、でもちゃんとしっかり味がつけられていて上品。まさに名脇役として「首里そば」を引き立てています。
締めの「氷ぜんざい」も間違いない
沖縄で「ぜんざい」といえば、本土で言うところの「かき氷」を指します。
『首里そば』では「氷ぜんざい」と表記されており、間違うことはありませんね。
程よい丁度良いサイズで、〆のぜんざいとしては、嬉しい限り。妻と二人なので、スプーンも２つで持ってきて頂きました。もちろん何も言わずに。
あずきは、甘めもしっかりとしていて美味しく、丁寧に作られていることが感じられます。
白玉もお店で手作りしているそうで、あずきとよく合います。食べやすいサイズも嬉しい。
この内容で２５０円は安いです。
ぜんざいの専門店、有名店よりも、オススメかもしれません。
リピート必至の『首里そば』
お味もさることながら、店員さんもとっても良く、店主のこだわりを随所に感じる『首里そば』。
人気があるので、並ぶのは必至ですが、並んででも食べたい、行きたい、そんなお店。個人的にはランキング一位、イチオシの沖縄そば屋さんです。
そうそう、会計の際に、伝票も見ないで、注文した品を全て覚えていて、暗算で金額をおっしゃられた店員さんには脱帽です。
那覇市に訪問の際には、必ずや伺います！
ごちそうさまでした。
首里そば 店舗情報
住所：沖縄県那覇市首里赤田町１-７
電話番号：098-884-0556
営業時間：11時30分〜14時
店休日：日曜日
駐車場：お店の前に6台程度（ただし詰めて停めるので出る時が大変？）
最寄り公共交通機関：ゆいレール「首里」駅から歩いて5分ほど。
公式ホームページでは、通販もされていますので、恋しい方には嬉しいですね。
ぜひ合わせてお読み下さい
「沖縄そば」と「ソーキそば」両方が楽しめる、オススメのお店『自家製麺 木灰そば とらや』の記事です。
KA-TSU
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