高雄で人気の観光スポット『佛(仏)光山』
台湾、高雄市の人気観光スポットでは、常に上位にランクインしている『佛(仏)光山(ぶっこうざん)』。
この記事では、その魅力、オススメのポイント、行き方等を紹介させて頂きます。
『佛(仏)光山寺』と『仏陀紀念館』
『佛(仏)光山』には、大きく2つ、『佛(仏)光山寺』と『仏陀紀念館』があります。
両者は隣接していますが、それぞれが広いので、両方を丁寧に見て回ろうとすれば、丸一日掛かりそうな規模です。さっと見ても両方で2〜3時間はかかります。
観光客に人気なのは『仏陀紀念館』ですので、時間がない方は、そちらだけ見るという手もありますが、できれば時間を取って、両方回られることをオススメします。
両方見学される場合は、先に『佛(仏)光山寺』、その後に『仏陀紀念館』がオススメです。(理由は後述)
ちなみにトリップアドバイザーによる高雄の人気観光地の1位が『仏陀紀念館』、2位が『佛(仏)光山寺』です。(2018年1月現在)
ですが『仏陀紀念館』に比べ、見学する方は、圧倒的に少ない印象でした。団体ツアーには『佛(仏)光山寺』は少々不向きなのでしょう。ゆえに個人ならゆっくり見学できます。
『仏陀紀念館』に関しては、こちらの記事をご覧下さい。
では、この記事は『佛(仏)光山寺』について書かせて頂きます。
『佛(仏)光山』は仏教の宗派の名前
『佛(仏)光山』は単にお寺の名前というわけではありません。仏教の一つの宗派の名前で、台湾有数の仏教教団であり、日本を含む、世界33カ国に200あまりの別院があるそうです。
ちなみに、1967年に『佛(仏)光山』を開山された星雲大師は、臨済宗第48代継承者でもあるそうです。
高雄の『佛(仏)光山』が総本山
その『佛(仏)光山』の総本山が、ここ高雄にあるわけです。
それゆえに、広い敷地を誇り、台湾最大の仏教道場であるとともに、パンフレットによれば、世界公認の仏教聖地であると書かれています。
『佛(仏)光山寺』お勧めの見学順序
ではこの広い『佛(仏)光山寺』のオススメの見学ルートをご紹介します。冬場なら良いですが、夏場だと歩くのがシンドイと思いますので、効率よく見学されて下さい。
入り口〜坂道(朝山歩道)
入り口から左に上がります。
長く緩やかな坂道の「朝山歩道」を歩きます。
突き当りにはこのような光景が。
金の像の前の池の上に、小さな鐘があります。
その鐘に硬貨を投げて鳴らすようです。もちろん私もやりました。そして一回で当りましたよ。
右を見ると『佛光山』全景図。
地蔵殿〜大仏城
まずは右手、坂の上すぐの「地蔵殿」に寄る事をお勧めします。
入り口はこんな感じで、階段で上に上がります。
たまたまなのかいつもなのか、日本語のお上手な方がいらっしゃり、驚きました。
「お供え物をどうぞ」と、パッケージに入った造花?なんでもお線香は上げないのだとか。これ、無料です。
続いて、鐘を突くように勧められました。
1回目は家庭平安、2回目は健康、3回目は智慧を祈るそうです。
鐘のあるベランダのような場所からは地蔵殿の中の写真を撮って良いそうです。
ここでは、『佛光山』全景図の付いたパンフレットを頂けるので、ありがたいです。ついでに、飴ちゃんも頂きました。感謝。敷地が広いので、この地図が役立ちます。
そして坂を登って「大仏城」へ。
圧巻の大仏様。
大仏様の廻りには数え切れない仏像が。
この仏像を抜け、台座の後ろに行くと、中に入れます。上まで上がれるわけではなく、あくまで台座の一部ですが、ぜひ。中は写真が撮れません。
高台なので、景色も良いですね。
トイレもあるので、必要ならお済ませ下さい。
「大仏城」を見学したら、坂を少し下って「龍亭」横から下ります。(実際にはパンフレットを御覧ください。)
不二門、浄土洞窟
「龍亭」から下ると、「不二門」の前に出てきます。
そして右手には「浄土洞窟」の入り口があるのですが、たまたま工事中だったので、見学できませんでした。
他の方のブログなどによれば、「浄土洞窟」の中はコンクリートの人形で浄土の様々な表現をしているようで、お勧めの場所のようでしたが、次回にお預けです。
朝山会館で精進料理を頂く
「不二門」を抜けて進むと、大きな建物「朝山会館」です。
その真中にはレストランがあります。
入って右手の受付の方に食事をしたい旨を伝えると、記帳して、寄付して下さい。ということでしたので、まずは記帳して。寄付する金額を書きます。(ほとんどの方は100元でした。)
横の箱に寄付をします。
そうすると、精進料理のバイキングを頂くことが出来ます。
お坊さんの作られる本物の精進料理です。
精進料理とは言っても、味付けがしっかりして、とっても美味しかったです。せっかく来たなら、ぜひ食べて頂きたいですね。バイキングなので、皆さん何度も食べていました。
フルーツもあります。
営業時間が決まっていますので、行かれる方は計画的に。
本堂(大雄宝殿)
朝山会館から階段を上がると本堂入り口の門が見えます。
門をくぐると、圧倒的な大きさの本堂。
回廊も美しい。
この先の「如来殿」などは今回時間がなく、次回に持ち越しです。
仏陀記念館への行き方
本堂の回廊を抜け、右斜先から『仏陀紀念館』に行けるようです。私は知らずに、来た道を戻ったので、多分1kmくらい余分に歩いたかな。ここから抜けるのが良いです。
最初の案内板にも書いてましたが、見落としていました。最初に地図付きのパンフレットをもらっていれば、ミスは防げると思います。
ということで、最初に「地蔵殿」から見学され、パンフレットを貰われることをお勧めします。
また『佛(仏)光山寺』の方が高い場所にあるため、こちらを見学してから、歩いて下っているのが、オススメです。逆だとキツイと思います。
『仏陀紀念館』に関する詳しい記事は、こちらをご覧下さい。
佛(仏)光山寺への行き方
ネット上の多くの情報では、行くのが難しいように書いていましたが、簡単です。
高鐵左営駅のバスのりばから、『佛(仏)光山』行きのバスがあります。直行のバスに乗れば30分位で到着です。
タクシーで行かれる方も多いですが、バス、特に直行バスのコスパは凄いです。
詳しくはこちらの記事に書いてますので、是非ご覧ください。
佛(仏)光山(Fo Guang Shan Monastery)
住所:台湾高雄大樹區興田路153號
見学可能時間:8-17時
見学所要時間:最低1時間以上、可能なら3時間程度
KA-TSU
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