ドラマ「嵐の中へ」ロケ地となったハート型ビーチ(韓国蔚珍郡)

海水浴場が豊富なウルチン

韓国慶尚北道にある蔚珍(ウルチン)郡。豊かな自然に恵まれた場所で、とりわけ海の美しさが際立つ海の町です。

南北に長いウルチンの東側は、ずっと海に面していて、夏になると皆さん、海水浴や、ビーチでのキャンプなどを楽しまれているようです。

そんな海の町ウルチンの中でも、ちょっと特徴的な海水浴場があります。ウルチンの北に位置する竹辺港に隣接した「後亭海水浴場」というこじんまりとしたビーチです。

ドラマロケ地となった「ハート型ビーチ」

ここの名前が知られているのは、一つがハートの形をしたビーチだということ。そしてもう一つが、2004年に放送された韓国ドラマ「嵐の中へ」のメインロケ地だということです。

ハートの形ということなんですが、角度的にはなかなか微妙な感じで、ハートに見えると言えば、見えなくもないけど…といった感じではあります。

ビーチに下りる手前にあるこの建物は、韓国ドラマ「嵐の中へ」のロケのために建てられたドラマセット。

ドラマセットとは言え、ちゃんとした造りの、立派な家です。

わざわざこれを建てたとは、韓国ドラマは、お金の使い方が凄い。

この建物のバルコニーの前には、ハートの形のビーチを象徴する、ハートの岩が記念碑として建てられています。

ハートの形をしたビーチということで、ロマンティックなロケーションゆえに、ロケ地となったんでしょうね。

ここの二階から見たビーチです。

クーラーが効いているので、夏には有り難い施設です。

ここからすぐ下のビーチに下りてみます。

夏真っ盛りですが、平日ということもあるのか、海水浴客もまばらで、とてもリラックスできる感じです。

この場所には意外な感じの、オシャレな看板。

その横では、地元のおばちゃんたちが、作業をしています。

なんとも言えない、落ち着く雰囲気です。

海の前の家は、民宿としても営業しているので、泊りがけで海を満喫するもの良いかもです。

ちなみにこちらの民宿は、2人部屋で8万ウォン(約8,000円)、6人部屋で15万ウォン(約15,000円)だそうです。一人あたりで考えると安いですね。一年を通して同じ金額設定だそうです。

ゴミひとつ無く、とっても綺麗な浜辺です。

ビーチからは灯台も見えるので、ちょっと立ち寄ってみます。

遊歩道を抜け、灯台に向かいます。

到着。名前は竹辺灯台。

ここからの景色を期待していましたが、草が沢山生えていて、灯台の上にも上がれず、ここからの景色は特に期待できません。遊歩道の途中にあった海の見える場所もハート型のビーチの方角ではありませんでした。ちょっと残念。

ハートの形を堪能できるかと言えば、ちょっと微妙ではありますが、人が少なく、リラックスできる海水浴場としては、とてもオススメです。ただし砂浜が続くような場所ではないので、そこは期待せずに。

次回はここの民宿に泊まってみたいですね。

後亭海水浴場 地図

合わせてお読み下さい

徒歩圏内にある、地元の名物郷土料理「水刺身そうめん」を始め、美味しい海鮮料理を提供する「ワンドル刺身センター」に関する記事です。ハート型ビーチに行かれた際はぜひお立ち寄り下さい。

韓国慶尚北道のローカルタウン蔚珍(ウルチン)を徹底ガイドしました。ぜひお読みください。

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KA-TSU

旅行会社に勤務することで旅好きとなり、旅人になるために独立。ガイドブックでは分からない、体験に基づく旅情報を発信しています。 また、SNS等を活用したwebマーケティングや、ビジネスプロデュースなどの依頼にも、極力お応えするようにしています。 私のSNSもぜひご覧ください。