戸畑区の恒例行事『とばた菖蒲まつり』
雨の多い梅雨の時期、気の晴れない日もありますが、この季節ならではの植物を楽しむことも出来ますね。花菖蒲(ハナショウブ)もその一つ。
そして毎年の恒例行事『とばた菖蒲まつり』が北九州市戸畑区の夜宮(よみや)公園一帯で行われています。
第30回の今年は6月9日(土)、6月10日(日)の二日間。時間は11〜16時に開催です。
会場は広大な「夜宮公園一帯」
『とばた菖蒲まつり』の会場は「夜宮公園一帯」ということで、会場はとっても広く、それぞれのエリアには特色があり、色々な楽しみが出来ます。
こちらは『とばた菖蒲まつり2018』の会場マップです。
メインとなるのは、夜宮池、噴水広場、のびのび広場ですが、遊歩道を散策して、日本庭園では愛好家による花菖蒲の展示なども楽しむことが出来ます。
なお、旧松本邸は外から眺めることは出来ますが、中には入れませんので、ご注意ください。
とにかく「夜宮公園一帯」という広い会場なので、歩きやすい格好で、ゆっくりと各会場をめぐり、楽しんで頂きたいイベントです。
夜宮池の綺麗な花菖蒲(ハナショウブ)
やはり一番の見所は夜宮公園内の夜宮池に咲き誇る花菖蒲。
会場全体では50種類2万本と言われていますが、その多くが、ここ夜宮池にあり、観る者の目を楽しませてくれています。
合わせてアジサイも楽しめます。
ついつい長居してしまう噴水広場
噴水広場では各種イベントが催されています。
家族連れに人気なのは、自衛隊や消防コーナー。
自衛隊コーナーには、自衛隊の車両が展示されていて、乗ったり、写真を撮ったりすることが出来ます。
消防コーナーでは、地震体験車が人気です。
他にも車両展示等、子どもたちに人気です。
九州電力の高所作業車体験も大人気。
そして個人的に一押しなのが「夜宮の杜 蚤の市」。
北九州市戸畑区を中心に活動されている「間(あわい)の会」による、素敵な蚤の市です。
地元で人気のお店が中心となって、イベントへの出店などの活動している「間の会」は皆さんセンスが良く、いつも楽しませて頂いており、ついつい長居してしまいます。
『とばた菖蒲まつり』は暑い時が多く、大人気の、ソフトクリーム専門店「Monte(モンテ)」。
「マルハチ珈琲焙煎舎」のアイスカフェラテも、暑い時にピッタリ。
2018年初出店、地元戸畑で知らない人はいない老舗洋食店「しん門」のハンバーグもさすがのお味でした。
ステージのある「のびのび広場」
忠霊塔のある、夜宮公園の中心的な広場「のびのび広場」では、ステージが設けられ、各種パフォーマンスが披露されます。
また、会場内には、お祭りらしいお店が沢山出店しています。
その他にも、様々なイベント満載で、お昼の縁日って感じです。
日本庭園の花菖蒲展示は必見
メイン会場から少し離れているので、人は少ない感じですが、ぜひ足を運んでいただきたい「日本庭園」。
しょうぶ池(というより「しょうぶ畑」)の他、愛好家の方々による花菖蒲展示会なども行われています。
愛好家自慢の、綺麗な花菖蒲展示は必見です。
ハナショウブだけではない、楽しい『とばた菖蒲まつり』
綺麗な花菖蒲はもちろんのこと、その他のイベントも楽しい『とばた菖蒲まつり』。
意外と行ったことがない方も多いようなので、ぜひおでかけ下さいね。
もし『とばた菖蒲まつり』のタイミングで行けなかったとしても、夜宮池を中心とした、夜宮公園一帯では綺麗な花菖蒲が楽しめますので、ぜひ夜宮公園に足をお運び下さいね。
なお会場には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
最寄りの公共交通機関は西鉄バスの「沢見一丁目」がおすすめ。なお、日本庭園からは「明治学園前」が近いですよ。
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