北九州市消防出初式
消防恒例の年頭行事である『消防出初式』が、平成30年(2018年)1月7日(日)午前9時半より11時45分の2時間以上にわたり、北九州市門司区西海岸の「関門海峡ミュージアム横芝生広場」で開催されました。
消防団員の日頃の鍛錬の成果として、様々な演技が行われ、2時間があっという間の時間でした。
式典
9時半になると式典がスタート。
まずは北九州市長の見守る中、行進が始まります。
そして全員が前進。
開会の挨拶。
国旗掲揚。
北橋健治 北九州市長のご挨拶。
消防団員功労者の皆さんへ、代表して3組の皆さんへの表彰。
お偉いさんが見守る中、この他にも小川洋 福岡県知事挨拶、北九州市議会議長挨拶など、式典が進みます。
消防音楽隊、カラーガード隊の演技
続いて、消防音楽隊とカラーガード隊による華やかな演技です。ちなみにカラーガード隊の愛称は「キタキューティーズ」だそうです。
消防車両部隊の行進
次に各消防団の消防車両が次々に行進してきます。
まずは、消防艇から。3艇が参加していました。
そして消防車両部隊の行進。消防団がこんなに沢山の車両を保有していたんだと、圧倒されるほどの数でした。(写真はごく一部です)
はしご演技
消防出初式といえば、はしご演技!といえるほどの人気プログラム。はしご演技は門司消防団の皆さんによるものです。
女性消防団員によるはしご演技は、全国でも珍しいそうです。
はしごを運ぶのも、はしごを立てるのも、支えるのも、火消しの道具であった「とび口」のみを使って行われていました。しかもあっという間のはしご立て。写真が追いつかないほどでした。
そして、はしご演技。実は友人も乗っていたので、ヒヤヒヤしながら見ていました。
最後は敬礼で終了。
無事の演技お疲れ様でした。
腕用ポンプ演技
昔ながらの人力で水を送る腕用ポンプによる消火活動を再現。八幡西消防団の皆さんによる演技です。
火事現場でまといが活躍。
腕用ポンプにより、水を送ります。
そして放水。
レスキュー隊演技
大型施設での火災を想定してのレスキュー隊による演技です。会場である「関門海峡ミュージアム」が火災という設定で、煙も出ています。
取り残された方をロープで地上に下ろします。
そして救急隊により救急車へ。
ロープで地上に降ります。
レスキュー隊隊長の指揮のもと、救出作業が進みます。
ちなみに、消火剤は北九州市地元の「シャボン玉石けん」と共同開発したものなので、芝生に蒔いても問題がないそうです。
木遣り唄、まとい演技
古式ゆかしい木遣り唄(きやりうた)とともに、纏(まとい)を掲げた皆さんが登場です。
勇壮で格好良いですね。
そして、まとい演技。
演じているのは小倉北消防団の皆さん。ということで、小倉祇園太鼓が調子を取り、最後には小倉祇園太鼓も披露されました。
フィナーレ(一斉放水)
そしてフィナーレを飾るのは、一斉放水です。
大まといへの放水で、纏がくるくる回ります。
海上では消防艇による放水も行われています。
そして圧巻の消防車両による一斉放水。
閉式
あっという間の2時間以上にわたる北九州市消防出初式。最後は胸を張っての行進。
国旗降納。
皆さんお疲れ様でした。
以上、平成30年の北九州市消防出初式のレポートをさせて頂きました。今年は消防ヘリが点検中とかで、参加できなかったのですが、それでも素晴らしい出初式でした。
この勇姿を見て、地元を守る消防団員が増えてくれたら良いですね。
関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。そしていつもありがとうございます。
KA-TSU
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コメント
キューピーズではなく、キタキューティーズですよ
ご指摘ありがとうございました!
修正します。