【Trattoria dell’Omo】テルミニ駅近く、最高のトラットリア(イタリア、ローマ)

イタリア、ローマのおすすめトラットリア『Trattoria dell’Omo』

美食の国イタリア。その首都であるローマは美味しいものに溢れている。街角のカフェテリア、バールから高級レストランまで、食の楽しみを満たしてくれる街です。

でもお店が多すぎて悩んでしまうのが、贅沢な悩みです。ということで、私が実際に通ってみておすすめのお店をご紹介します。

改めて私のブログで紹介しているお店の共通点をお伝えすると、コスパに優れ、居心地がよく、満足感の高いお店です。高くて美味しいのは、当たり前なので、リーズナブルな価格で、満足できるお店を紹介しております。

ということで、今回ご紹介するのが『Trattoria dell’Omo(トラットリア・デル・オモ)』。ローマの鉄道の玄関口であるテルミニ駅から徒歩1〜2分という好立地です。

イタリアの大衆食堂「トラットリア」

お店のご紹介の前に、よく耳にする「トラットリア」について。

日本にあるイタリアンレストランでもこの「トラットリア」がついているお店が多いと思います。これは「大衆食堂」の意味です。イタリアでは、高級レストランのことを「リストランテ」、大衆食堂を「トラットリア」と呼びます。

口コミサイトなどで、トラットリアに対して、サービス面でマイナスを付けている人がいますが、大衆食堂なので、高級なサービスを求める方はリストランテに行った方が良いと思います。

逆に、地元の方々の普段の食事を知りたいなら、トラットリアがオススメです。もちろん美味しくて、価格もお手頃で、「生活するように旅する」私にとっては、最適な選択です。

大人気のお店『Trattoria dell’Omo』

さて、前置きが長くなりましたが、ここ『トラットリア・オモ』のおすすめポイントは「安くて、美味しくて、心地良いお店」ということで、まさに理想的トラットリア。しかも好立地ですので、言うことありません。

それゆえに、地元の方々のみならず、観光客にも人気で、いつも混み合っています。でも回転も比較的早いので、普段であれば、すぐに座れると思います。

細長い店内の奥が厨房です。まずは奥に行き、人が並んでいたら、その後ろに並び、順番を待ちます。もし誰もいないようでも、奥まで行き、店員さんに人数を伝えます。奥に人が多い時は入口付近で待つのが良いでしょう。

写真は奥から入口付近を見た様子。奥にテーブル席が3〜4つあります。

店員さんはマンマ、息子、ポスピタリティの高い素敵な店員さん、常連客らしい人がいつもお手伝い、というかいるだけ?そして厨房にはさらに女性スタッフ数名?といった感じで、活気あふれています。息子さんと思われる方はいつもバタバタテンパっていますが、対称的に年配の店員さんは、落ち着いた雰囲気で、素敵な接客です。

安くて美味しい『Trattoria dell’Omo』

メニューは日本語にも対応しており、安心できます。

ネットで評判が良かった「カルボナーラ風スパゲティ」は、それなりにオススメです。というのもイタリアのカルボナーラはどの店もしっかり味がして、あっさり好みの私には少々塩気を感じてしまうからです。一般的には十分美味しいと思います。

「ムール貝とロマーノチーズのスパゲッティ」ムール貝とロマーノチーズの相性が抜群の一品です。

「子牛のラグーソースのフィットチーネ」ソースとフィットチーネが美味しく絡みます。

「ビーフステーキグリル」このステーキは塩、コショウといったシンプルな調理方法ですが、とっても美味しく、肉の旨味が味わえるオススメの一品。

そして『トラットリア・デル・オモ』の人気メニュー「ティラミス」。地元の方が皆さん頼まれていたので、試しに頂きました。

これは衝撃的な美味しさ!冷蔵庫で冷やされた、とろっとしたクリーミーなティラミスは、イタリアの家庭で食べられているという、まさに家庭の味。クッキーを混ぜて食べたら、この上ない幸せを感じる美味しさ。個人的にローマ一美味しいと言われている「ポンピ」のティラミスを超えました。

お値段以上の価値を感じる『Trattoria dell’Omo』

ちなみに、全員にしているのか定かではありませんが、行くたびにちょっとしたサービスをして下さいました。

ある日は生ハムだったり、別の日は変わった野菜の料理など、こうした心遣いは、旅先での良き思い出になりますね。

いかにもイタリアの人気食堂といった感じの『トラットリア・デル・オモ』。チェーン店や大型店、高級リストランテにはない、親しみやすさと、居心地の良さを感じる名店です。ぜひローマをお訪ねの際にはオススメのトラットリアです。

『Trattoria dell’Omo(トラットリア・デル・オモ)』

住所:Via Vicenza, 18, 00185 Roma
ホームページ

The following two tabs change content below.

KA-TSU

旅行会社に勤務することで旅好きとなり、旅人になるために独立。ガイドブックでは分からない、体験に基づく旅情報を発信しています。 また、SNS等を活用したwebマーケティングや、ビジネスプロデュースなどの依頼にも、極力お応えするようにしています。 私のSNSもぜひご覧ください。