韓国、釜山で人気の観光地『甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)』。
比較的新しい観光地であり、地下鉄の駅から歩いて行くわけにはいかない場所ですので、行き方、見どころ、オススメ撮影ポイントなどをお伝えします。
甘川洞文化村とは
甘川洞文化村は、もともと朝鮮戦争の際に北朝鮮から避難してきた方々が形成した集落で、丘の斜面に迷路のような入り組んだ路地という独特の町並みです。
この街に惹かれた芸術家たちが、アートギャラリーを作り始め、2009年から本格的にアート村としての町おこしプロジェクトが興り、現在のようなカラフルな町並みが生まれたそうです。
ところでマチュ・ピチュと言えば、インカ帝国最大の天空遺跡ですが、マチュ・ピチュとの共通点はどこかと思ったら、入り組んだ路地が迷路のようになっているからだとか。実際に町おこしの名前は「マチュ・ピチュ・プロジェクト」でした。
甘川洞文化村への行き方(アクセス)
釜山の有名な観光地であるチャガルチ市場のあるチャガルチ辺りから、タクシーで行くというのも一つ。時間にして10分程度で、金額は4,000ウォン程(約400円)。
でも一番近い駅は地下鉄一号線(オレンジのライン)チャガルチの隣「土城(トソン)」駅。土城駅からタクシーで5分程度、ワンメーター(3,000ウォン:約300円)で行ける距離です。
駅からバスで行くことも出来ますが、いきなりは難易度が高いので、タクシーがオススメです。韓国のタクシーは運賃も安いですからね。
韓国語が出来なくても大丈夫!韓国旅行で力を発揮するツール
ちなみに韓国旅行の際は、言葉の問題が出てきます。日本のタクシードライバーが英語を話せないのと同様に、韓国のタクシードライバーも、英語が話せる人はあまり見かけません。しかも韓国の地名も発音しにくいので、ちょっと困りますね。
そんな時、私はトリップアドバイザーの力を借ります。
トリップアドバイザーのアプリで、観光地を調べると、「名称と住所(現地の言語)」というのがありますので、これを押すと、現地の言語で、名称と、住所を表記してくれます。これを予め用意して、スクリーンショットしておけば、これを見せるだけで、大丈夫です。
とっても便利なので、ぜひご活用下さい。
甘川洞文化村の歩き方、見どころ
甘川洞文化村に入ってすぐ右手にある観光案内所で、地図を手に入れましょう。スタンプラリー付きの地図で、各国の言語に対応しており、もちろん日本語の地図もあります。ただ、この地図は有料で2,000ウォン(約200円)です。
所要時間はざっと見ると2〜3時間。時間をかければ一日でも楽しめるほどの規模です。
街全体がアートです。
人気のスポットには行列ができています。
アーティストが活動するギャラリーが点在
ここ甘川洞文化村では、実際にアーティストの皆さんがギャラリーを構えており、自由に見学できます。また、運が良ければ、実際に創作活動している姿を見ることも出来るかもしれません。
甘川洞文化村の観光はスニーカーを履いて
坂道、階段が多く、また綺麗に整地されていない路地を歩く事がほとんどなので、歩きやすい靴が必須です。
甘川洞文化村の一番の写真撮影ポイント
全体が撮影ポイントといえるほど、絵になる場所の多い『甘川洞文化村』。マップに従って歩くコース全てが撮影ポイントと言えるほどです。しかし街全体を撮す場所を探すのが、なかなか難しい。
街全体を撮影するには、まずお勧めしたいのは「甘川洞文化村コミュニティセンター」。ここの屋上から、甘川洞文化村の全体が見渡せます。
でももっと良いところがあるんです。
地図の25番「189階段」(実際は190段以上あったかな)を登りきって、案内所に戻る途中にある駐車場から見る村全体が一番綺麗です。
先ほどの屋上よりも高い位置なので、より良い写真が撮影できます。
甘川洞文化村からの帰り方
帰りもタクシー、と言いたいところですが、甘川洞文化村でタクシーを拾うのは結構難しいです。ということでバスがおすすめです。マイクロバスサイズの「マウルバス」というバスが運行しており、頻繁に出ています。
運賃は1,000ウォン(約100円)。3人だとタクシーと変わりませんが、経験としては、やはり乗っておきたいですね。韓国らしさ満載のバスでのショートトリップをお楽しみ下さい。
KA-TSU
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