【TOTOミュージアム】トイレの歴史を学べる博物館(北九州市小倉北区)

北九州が誇る世界の『TOTO』の創立100周年事業

2015年8月末に、北九州市小倉北区のTOTO本社敷地内にオープンした『TOTOミュージアム』。1917年に創業したTOTOが創立100周年を迎えるにあたって、創立100周年記念事業の一環として開設された”水まわりの文化や歴史とともに、TOTOのものづくりへの想い、製品の進化”を学べる博物館です。

1階がショールーム、2階がミュージアムとなっており、全て無料で自由に見学することができ、知らないことをたくさん学ぶことが出来、楽しめます。ゆっくり見学すれば1時間以上は必要だと思います。

独特のデザインで快適な空間

真っ白で曲線が独特なデザインが目を引きます。内部も同じく真っ白で、とても清潔感があります。外壁は光触媒を施し、太陽光や雨などの自然エネルギーだけで汚れが落とせるそうです。他にも屋上緑化や、節水技術、太陽光発電をはじめ、環境に配慮した100のアイデア「環境アイテム100」があり、これも100周年にちなんだものでしょう。

トイレものぞいてみましたが、そこはやはり最先端のトイレでした。ぜひトイレもご利用になられて下さい。

意外なTOTOの歴史を知る

TOTOのルーツは森村組。ここから分化した会社の一つにノリタケカンパニーがあることを初めて知った。三菱銀行に吸収された森村銀行というのもあったそうです。

1970年まで食器事業がTOTOを支えてきたというのも興味深いですね。トイレと食器…やはり事業停止は正解だったと思います(笑)

トイレの歴史はとても興味深かった

TOTOの製品の進化もたいへん興味深いところであったが、それと同時に人類とトイレの歴史も面白かった。大昔は川で用を足していた事から「川屋(厠)」という言葉が発生したらしい。その後の人類とトイレの歴史を知ることは、とても楽しいものでした。

そしてTOTOのトイレの進化も凄いと感じます。私は50歳なので、昔のトイレから今使っているトイレまでを楽しみながら振り返ることが出来た。さらには見たことない製品も展示されていて、とても楽しめます

昔は営業用にミニチュアを持参していたそうで、とても精巧にできており、かわいいです。

海外製品の展示室もあり、ここは撮影は禁止されていましたので、写真はありませんが、TOTOヨーロッパの製品はかなりおしゃれでした。ぜひ日本でも発売してほしいものです。

ショールームも楽しい

1Fのショールームも自由に見学出来ます。こういう空間に併設されていると、自然と見てしまうので、企業側の戦略としても、とても良いと感じます。

意外な発見などもあり、とても楽しい時間を過ごせました。ぜひ一度は行って頂きたい場所です。入場無料というのもありがたいですね。ぜひお勧めいたします。

TOTOミュージアム 基本情報

住所:福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
電話番号:093-951-2534
開館時間:10-17時
休刊日:月曜、年末年始、夏季休暇
入館料:無料
(20名以上の団体は要予約)
駐車場:あり

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KA-TSU

旅行会社に勤務することで旅好きとなり、旅人になるために独立。ガイドブックでは分からない、体験に基づく旅情報を発信しています。 また、SNS等を活用したwebマーケティングや、ビジネスプロデュースなどの依頼にも、極力お応えするようにしています。 私のSNSもぜひご覧ください。