【別府 地獄めぐり】上手な観光の仕方

別府観光の目玉といえば『地獄めぐり』

大分県別府市の観光と言えば、何と言っても地獄めぐり。

定期観光バス、旅行会社のツアーなら気にする事も無いですが、自分で行くなら、色々調べないといけません。しかし、インターネットで調べても、今ひとつ分かりにくい。

という事で、ご自身のお車で、初めて地獄めぐりにいかれる方、また、久しぶりに地獄巡りに行かれる方に、私なりにプチガイドさせて頂きます。

地獄めぐりの上手な観光の仕方

地獄めぐりは全部で8ヶ所。それは、大きく2つの地区(ブロック)に分かれています。その2ヶ所の間は、車で10分程の距離。その移動を除けば、各地獄は隣り合わせなので、歩いて回れます。というより、ご高齢の方等を除けば、歩いた方が便利です。

まず1つ目のブロックが「龍巻地獄」と「血の池地獄」。

龍巻地獄は、他の地獄と違って、見所の間欠泉を待たないといけません。間欠泉と間欠泉の間は35分程度。一度吹き上がると6-7分程度続きます。ですので、まずは窓口で、次の吹き上がりの時間を、確認しましょう。そのタイミング次第で、そのまま龍巻地獄を見学するか、お隣の血の池地獄を先に見学するか、決めましょう。という事で、車なら「龍巻地獄」の駐車場に、駐めると良いと思います。

2つ目のブロックがそれ以外の6ヶ所の地獄めぐり。車は「かまど地獄」辺りの、真ん中辺りにある駐車場に、駐めると便利です。そこに駐めて、各地獄6ヶ所には、歩いて行けます。駐車場は全て無料。

とはいえ、若干の坂もありますので、歩くのが苦手な方は、2ヶ所、4ヶ所で分けます。

まずは、「鬼石坊主地獄」と「海地獄」、どちらかの駐車場に駐めましょう。「鬼石坊主地獄」、「海地獄」の見学後、車を移動させます。

「山地獄」、「かまど地獄」、「鬼山地獄」、「白池地獄」の見物には、かまど地獄の駐車場に駐めると良いでしょう。

各地獄の見学時間は、さっと見るなら10-15分程度です。足湯のある「血の池地獄」、「かまど地獄」、「海地獄」、「鬼石坊主地獄」で、足湯に浸かるなら、プラスαの時間を加えて下さい。

お得な入場券の買い方

各地獄の入場券を別々に買うと高くなるので、セット観覧券を買いましょう。

さらに、地獄めぐりの公式ホームページで、インターネット割引券をプリントアウトして持って行くと、さらに10%OFFになります。身障者券550円はこの割引対象外。なお一枚で5名まで割引です。

地獄めぐり 割引チケット

各地獄について

龍巻地獄

間欠泉が迫力あります。吹き上がりから見学して、少ししたら横の方で記念撮影すると良いでしょう。

血の池地獄

真っ赤(朱色)な高温の池。

右奥に上に登る階段があり、上からも見れます。

角度が変わると、また違った眺めを楽しむ事が出来ます。

足湯あり。

鬼石坊主地獄

ボコボコ吹き上がる泥のミニ沼。足湯あり。

海地獄

海のような青い高温の池。こちらも少し上から眺める事が出来ます。

併設されている鬼大蓮もありますが、今回は時期なのか、大きくはなかったです。

足湯あり。

山地獄

長崎県の雲仙のように、岩の間から吹き出す高温の湯気。それとプチ動物園とプチ温室。

カバは日中あまり動かないので、エサ(100円)を上げても、食べてくれないかも。

カバの周りにエサのニンジンが浮いていたら、あげても無駄です(笑)

せっかくエサをあげるなら、カピバラやウサギの方が良いでしょう。

かまど地獄

一番説明が難しい地獄。

ライター等を吹き付けると化学反応で、煙が出る…みたいな事らしく、それを実演している方がいます。

一番アジアを感じる地獄(笑)
足湯あり。

鬼山地獄

沢山のワニに会える地獄。ワニは剥製かの如く、ほとんど動きません。たまに体制を変えるワニが見れるかも。

白池地獄

白濁した高温の池。

順路に従えば、ピラニア、アロワナ等、なぜかアマゾンの魚たち。その後に白池が現れます。

一番良い場所に自由に使える三脚が置いてますので、これはありがたい。ぜひ全ての地獄において欲しいです。ただ管理の問題で、構造上、ここ白池地獄のみなのでしょうか。

なお、白池地獄の横が、おにやまホテルの駐車場入口。(正面玄関ではありません)

長い文章にお付き合い頂き、誠に、ありがとうございました。

皆さんの、楽しいご旅行のヒントになれば幸いです。

では楽しい別府の旅をお楽しみ下さい。

The following two tabs change content below.

KA-TSU

旅行会社に勤務することで旅好きとなり、旅人になるために独立。ガイドブックでは分からない、体験に基づく旅情報を発信しています。 また、SNS等を活用したwebマーケティングや、ビジネスプロデュースなどの依頼にも、極力お応えするようにしています。 私のSNSもぜひご覧ください。