Facebookはリアルなお友達とつながるもの
SNS(ソーシャルメディア)、特にFacebookの、お友達の数についてお話したいと思います。
SNSでは、数を追い求める傾向がある。友達の数、フォロワーの数、いいね!の数…もちろん数は大切な要素。どれだけの方に支持されているかのバロメーターとなる。かといって数を追えばそれでよいというものでもない。特にFacebookの友達の数。
Facebookは、リアルなお友達と繋がるもの。公式にFacebookが言ってます。にもかかわらず、知り合ったばかりの方や、中には知らない相手と友達になる方がいますが、これは危険です。Twitterのように、知らない者同士でもフォローしていく類の物であれば、それで良いですが、Facebookの友達はそれとは全く意味が違います。
Facebookの特性上、他のSNS以上に「交流」が大切になってきます。それはリアルな友人とのネットワークだから。数を求めて多くの方とつながれば、必然的に交流は薄くなります。何しろFacebookでの投稿のチェックにはかなりの時間を費やされるので。理想は200人程度までにしたいものです。付き合いが多いとそういうわけにもいきませんが…
友達の数が増え、その先に起こる希薄な、形の上でのつながり。こちらからの交流が減ると、必然的に相手の方からの交流も減ります。それは気持ちの面もありますが、Facebookのニュースフィードの特性上の面もあります。Facebookのニュースフィードには、全ての投稿が流れるわけではありません。特にお友達が多いと、Facebookが流す投稿をコントロールします。その際の判断基準が「交流」の深さ。交流が浅い方の投稿は優先順位が下がるようになっています。
こうして徐々にお互いの間に溝が生まれてきます。そして投稿しても見てもらえない、見られても反応がない、そういう事につながります。これがお客様だったりしたら、どのような事が起きるのか?考えただけで恐ろしいですね。
Facebookではお友達の数は数より、「交流の質」にこだわる
私はFacebookは実社会の延長と考えている。つまりリアルな友達とのネットを通じた交流が図れるツール。リアルな友人の投稿だからこそ、楽しいし、価値がある。それが良く知らない人の投稿で溢れると、一気にFacebookが面白くなくなる。
また、つながることで、交流する時間と労力が必要となる。これがリアルな友人や、価値ある情報提供者であれば良いが、そうでない方、投稿が多い方なら、かなりの無駄な時間を費やしてしまう。
そのためには、Facebookのお友達はリアルなお友達に限定して、それ以外はフォローするなどの対応が必要です。フォローならお友達でなくても勝手にすることが出来る。もちろん相手の方がフォローを解禁して、かつ公開投稿のみしか見ることはできないが、それで十分だと思う。また、同じグループに所属しているなら、まずはそのグループ内での交流を深め、そしてその先にご縁が出来、ぜひお友達としてお付き合いしていけると思えば、その時にお友達になればよいと思う。
「交流の質」にこだわることにより、お友達とのより良い交友関係が構築でき、信用信頼が高まり、それが、プライベートにもビジネスにも大きな影響を与えることになります。ぜひお友達の数ではなく、「交流の質」にこだわることで、Facebookを素晴らしいツールにしてほしいと思います。
Facebookを始め、各SNSの使い方は人それぞれなので、こうでなくてはならないというものは無い。けれども一つ言えることは、「Facebookは実社会そのもの」ということ。実社会でのルールがそのまま適用されると考えて、種々判断していきたいものです。
KA-TSU
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