【創生塾】その始まり、理念、夢

2014年の秋に始めた『創生塾』も、おかげさまで丸3年を迎えることが出来ました。思えばあっという間の3年間でしたが、振り返ってみると、とても中身の濃い時間だったと、改めて実感しております。

丸3年を機にロゴマークも変更しました。

デザインは、創生塾の受講を通じて仲間になってくれた田畑祐子さんが担当してくれました。

そして、これまで一部の方にはお伝えしておりましたが、これを機に『創生塾』へ込めた想いを書かせて頂きます。

コワーキングスペース秘密基地のオーナー岡さんとの出会い

創生塾のスタートは、今や全国にもその名を轟かせるコワーキングスペース秘密基地のオーナーであり、パブリックな場で様々な顔を持つ岡秀樹さんとの出会いから始まりました。

当時出来て間もないコワーキングスペース秘密基地が気に入り、2〜3回行ったことがあり、岡さんとも1度お会いしたことがある程度でした。しかし最初から意気投合し、また高校の後輩だということもあり、不思議なご縁を感じていました。

そんな岡さんから「相談がある」とご連絡を頂き、お会いすることに。

創業支援のコミュニティ作りを目指して

お会いすると、創業支援のコミュニティを作りたいとのこと。これは行政某所からのオファーだった。そこで提案したのが創業支援のための「塾」。単なるコミュニティのみではなく、継続的に学べる場所が必要だと感じたし、やるべきだと感じた。

それまでも個人的にボランティで私塾を開き、自分自身が学んだことを求める方にシェアしていたので、一本化して始めることにした。

名前は当時よく叫ばれていた「地方創生」から頂き、地元北九州を盛り上げていける人材を育成する場という意味を込めて『創生塾』に。

素晴らしき講師陣

最初に取り掛かったのが講師集め。

これまでの人脈の中で、理念を共有できるだろう方々にお声掛けして、皆さんから二つ返事を頂いた。皆さんに共通しているのが、お金のことについて全く聞きもしなかったこと。

地元の皆さんへの知識の還元、皆さんの実力の底上げ、そして仲間を作っていきたい。そのような気持ちに、講師の皆さんは快く答えてくださった。

「やりましょう!」ただそれだけ。

そう、『創生塾』はセミナービジネスではないんです。セミナーで儲けようとするなら、それなりの費用を頂くように考えるかもしれませんが、『創生塾』は、そうではないんです。だからこそ実現した「継続的な学びの場」。

講師の皆様、改めまして、心より感謝申し上げます。

知見と体験のシェアリング

『創生塾』では「知見と体験のシェアリング」を謳い、自分の知識、体験、強みを活かし、それを求める方にシェアすることで貢献する、ということを理念にしています。

一部の人が先生として一方的に生徒に教えるということではなく、ある時は講師、ある時は受講者として、お互いを尊重し、学ぶ姿勢を持ち、お互いが成長できることを大切にしています。

それゆえ、受講した方の中から、講師が生まれる循環が出来ています。当初5名の講師からスタートしましたが、今ではその3倍の15名(今回8期は14名)の講師となりました。

これからも、まずは受講頂き、理念に共感頂き、共通言語を理解頂き、共に仲間として講師の方が増えていくことを楽しみにしています。

モデルは「松下村塾」

実は『創生塾』のモデルがあるんです。吉田松陰先生の「松下村塾」。

学び、実践する

特に実践第一の教育方針は、この『創生塾』でもベースの考え方です。ただ学ぶだけではなく、実践してこそ、学んだ価値があるというもの。

長所を活かす

また人の長所に目を向けること。人はそれぞれに得意不得意がある。不得意なことや短所に目を向けるのではなく、自分自身の長所、強みを活かすことを大切にしています。

その理念を形にしたのが「一般社団法人まちはチームだ」

講師の一人である渋谷健さんが提唱し始めた言葉がそのまま会社名になった、その価値観は多分世界最先端な組織だと思っています。

活発な議論の場

そして、一方的な教えではなく、議論する場があること。私たちは講義の時間もさることながら、その後の交流の時間、さらには継続的な議論の場を提供することで、学び、実践する場の提供を大切にしています。それは秘密基地という、素晴らしい環境が生み出す特別な空間です。

これらが相まって、創業支援のコミュニティという素晴らしい場が生まれるわけです。その結果として、この3年の間に40名を超す方が独立開業を果たしています。

知と実践の集積場に

『創生塾』を通じた夢があります。

老若男女、様々な方々が共に学び、実践すること。例えば、小学生から60歳、70歳という方が肩を並べ、学び、議論し、仲間として新しいものを生み出す。

ときには10歳の講師が大人を相手に講義を行う。まさに吉田松陰先生が11歳で藩主の前で御前講義を行なったかのように。沢山の才能が年齢関係なく、ここ北九州に沢山集まることを楽しみにしています。

そして学んだことを実践し、若き起業家がたくさん生まれる。中には小学生の社長も生まれる。しかも単に利益を上げるということではなく、社会に貢献できる人材を沢山輩出する。

さらには、沢山の地域、沢山の方々とこの理念をシェアし、日本が、そして世界が素晴らしい場所になることを、切に願っています。

そんな夢に向かって、これからも『創生塾』を運営していきます。今後とも、ご支援の程、何卒宜しくお願い致します。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

感謝

2017年10月より開講の8期もどうぞよろしくお願いいたします。

詳しくは『創生塾』のFacebookページを御覧ください。

なお、8期のオープニングセミナーを担当させて頂きます。詳しくはこちらをご覧下さい。


また、8期のオープニングセミナーを担当させて頂くに当り、インタビューして頂いた記事も合わせてお読みいただけると幸いです。

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KA-TSU

旅行会社に勤務することで旅好きとなり、旅人になるために独立。ガイドブックでは分からない、体験に基づく旅情報を発信しています。 また、SNS等を活用したwebマーケティングや、ビジネスプロデュースなどの依頼にも、極力お応えするようにしています。 私のSNSもぜひご覧ください。