【瑞芳駅】九份、十分の観光起点。台北からの行き方

「九份」「十分」などへの観光の起点となる『瑞芳駅』

「千と千尋の神隠し」のモデルとも言われ、世界的に人気の観光スポット「九份(きゅうふん、ジュウフェン)」。

線路上から揚げるランタンや、台湾のナイアガラと言われる「十分瀑布」などで有名な「十分(じゅうふん、シーフェン)」。

猫村として人気上昇中の「猴(こうどう、ホウトン)」。

これらの起点となる駅が『瑞芳(ずいほう、ルイファン)駅』です。

『瑞芳』と台北、九份、十分の位置関係

では大まかに位置関係を掴みます。

『瑞芳駅』は台北駅から東北東に約35kmの位置です。

さらに『瑞芳駅』から、「九份」「十分」「猴硐猫村」の位置関係は、下記のようになっています。

『瑞芳駅』から「九份」までは車で15分ほど。

「十分」へは電車で30分前後。「猴硐猫村」はお隣の駅なので5分ほどです。

「台北駅」から『瑞芳駅』へは乗換なし

台鐵(TRA:日本のJRのようなもの)を利用して、「台北駅」から『瑞芳駅』へは、乗換なしの1本で行くことが出来ます。

列車によって、35分から1時間程度でつなぎます。

乗ってさえしまえば、後は着くのを待つだけ。とってもカンタンです。

時刻表で予めチェック

便数は頻繁にありますが、乗り換え、乗る列車番号などを事前に知っておくと便利なので、予め時刻表で乗る電車を調べておきます。

台鐵のHPで簡単に調べられるので、使い方をお伝えします。

台鐵のホームページ(HP)へアクセス

台鐵のHPへ行きます。

日本語を選択(任意)

日本語で利用する場合、右上の「日本語」を選択。(漢字なので、そのままでも良いですが。)

日本語のページに変わります。

降車駅(到着駅)の入力

乗車駅(出発駅)が「台北駅」となっていますので、そのまま変えずに(帰りは変えてくださいね)、降車駅(到着駅)を変更します。

エリア、支線のプルタブから、台北駅と同じ「台北/基隆地区」を選びます。

駅名をプルタブより選択し、「瑞芳」を選びます。

車種を選ぶ

続いて左下の「車種選択」で「すべて」を選びます。

そうでないと特急ばかりが出てきます。

日本語でない場合はデフォルト(初期設定)が「すべて」となっているので、細かい点ですが、少々ややこしいです。

検索ボタン

そして右下の「検索」ボタンを押します。

列車時刻一覧表

そうすると、該当列車の一覧表が表示されます。

一番左が、列車のランクで「自強」が特急のような列車、「区間車」が普通列車です。ここには快速も含まれています。原文だと「区間快」となっていますが、日本語の場合は「区間車」と表記されています。

続いて、「列車番号」「経由」「出発駅と到着駅」「出発時間」「到着時間」「所要時間」「備考」「運賃」「予約」とあります。

右端の「予約」アイコンから、そのままネット予約も可能です。

「出発駅と到着駅」の後に「出発時間」「到着時間」があり、ややこしいのですが、「出発時間」「到着時間」は、この場合「台北駅」『瑞芳駅』の時間を指しています。まあ分かるとは思いますが。

これで予め、乗る時間を計画しておくと、何かと便利です。

台鐵のHP(列車時刻表)

特急の「自強」に乗るのは要予約

注意したいのが、特急列車の「自強」号に乗る時。

この列車に乗るには、予約が必要ですので、事前に窓口、もしくはネットで予約をしてください。

普通列車(区間車)がオススメ

個人的には普通列車である「区間車」がオススメです。

金額が「自強」76台湾元、「区間車」49台湾元という価格差(120円位)というよりも、気楽だからです。

「区間車」の場合、日本の普通列車と同じ感覚なので、交通系ICカードの「イージーカード」があれば、窓口にも、券売機にも行かずに、さっと改札して、乗り込めます。

実際にそんなに時間も変わりませんし、快速だったら、逆転することもあります。

この記事を読まれている方は、きっと個人で自由に旅行をしたい方が多いと思いますので、「区間車」推しです。

比較的空いてますので、気楽な旅に最適です!

『瑞芳駅』に到着しました〜!

台鐵(TRA)は飲食も可能です

余談ですが、台湾の場合はほとんどの公共交通機関では飲食できません。(罰金ですよ)

しかし台鐵の場合は、大丈夫です。

ということで、短い列車の旅ですが、軽食など摂りながら、というのも良いですね。

この後の『瑞芳駅』から「九份」へのタクシー、バスを利用した行き方は、こちらで詳しく書いてますので、引き続くご覧ください。

引き続き、楽しい旅を〜!

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KA-TSU

旅行会社に勤務することで旅好きとなり、旅人になるために独立。ガイドブックでは分からない、体験に基づく旅情報を発信しています。 また、SNS等を活用したwebマーケティングや、ビジネスプロデュースなどの依頼にも、極力お応えするようにしています。 私のSNSもぜひご覧ください。