人に教えたくないほどオススメのお店『お食事処こずえ』
「このお店は、教えたくないな〜」
そんなお店がたまにあります。教えることで、自分自身が行けなくなる可能性があるから。例えば、行列ができて食べたくても食べられないとか、ゆっくり出来ないとか…。ここ『お食事処こずえ』もそんな、出来れば黙っておいて、誰にも教えたくないお店の一つです。
しかし、私も教えて頂いたこのお店。やはり教えないのは罪だと、自分自身にも言い聞かせ、お伝えしたいと思います。
卸売市場にある昭和な雰囲気の『お食事処こずえ』
場所は北九州市小倉北区の卸売市場の敷地内。
駐車場からこの建物に入ると両サイドを飲食店に挟まれたここが『お食事処こずえ』です。
早い時間帯から行列が出来るほどの超人気店ですが、以前からあったお店を、今の大将が始めたのが2016年5月とまだ知っている人は少ないにも関わらず、口コミだけでここまでの人気となっています。
看板から大将のセンスが伺えます。
店内は昭和のアイドルのミュージックテープや矢沢永吉のポスターなど、子供の頃の部屋のような懐かしい雰囲気です。
カウンター8席程、そして4人用の小上がりと小ぶりな店内です。
驚きのコスパを誇る、マグロ専門店の「海鮮まぐろ丼」
ここ『お食事処こずえ』の看板メニューは「海鮮まぐろ丼」
まぐろ問屋直営店だから出来る、新鮮、美味しい、安い、さらにボリュームもあるという三拍子も四拍子も揃った、大満足の一品。
丼と別皿で出て来る美味しそうな魚介類にテンションも上がります。
これでお値段ナント1,000円。
驚きのコストパフォーマンスです。店主いわく「利益度外視」だそうです。長年市場で働いてきた経験、ネットワークに加え、家賃の安さなどがあり、このお値段が実現です。本当に有り難いことです。
その他のメニューも格安、かつバリエーション豊富
看板メニュー「海鮮まぐろ丼」以外の丼は、全て680円。さらに色々食べたいという方には、ネタ半分ずつの2色丼(ハーフアンドハーフ)もお値段変わらずで楽しめます。(海鮮、アボガドを除くものから2つ選べます)
アボガドまぐろ丼
サーモンとネギトロのハーフアンドハーフ
意外にメニューも多く、ハーフアンドハーフまで含めたら、全メニュー制覇には、かなり通わないといけません。
驚きの、おでん食べ放題
ここ『お食事処こずえ』のオススメの理由は、美味しく新鮮な「海鮮まぐろ丼」などの丼ものを、格安価格で頂けるだけではありません。
ナント「おでん食べ放題」なんです。しかも無料!
サイドメニューとして「おでん食べ放題」。こんなお店は見たことありません。もちろんおでんだけ食べるのはダメですよ(笑)丼などのメニューを注文した方へのサービスです。それにしても凄い。
太っ腹サービス半端なし
おでんだけではなく、お味噌汁も飲み放題です。
漬物も食べ放題。
さらに驚くのが、突然出される「頼んでいない」お料理。
てっきり大将と顔なじみの方に連れて行ってもらったので、特別なサービスなのかと思ったら、「誰にでも出しますよ」とのこと。なんと太っ腹な大将。ただし、その日の仕入れ状況や、お客様の混み具合によって無いこともあり、あくまで「あれば出す」というスタンスですので、あしからず。
大将は元祖「まぐろ解体ショー」パフォーマー
実はここ『お食事処こずえ』の大将はマグロ一筋25年以上のマグロの専門家。今ではメジャーになった「まぐろ解体ショー」の九州辺りの元祖だそうで、この辺りで解体ショーをしている方々に教えた師匠なんだとか。今もホテルなど、様々なところでパフォーマンスをしているそうです。
解体した後は、寿司を握ったりということなので、機会があればぜひお願いしたいですね。
マグロの専門家である大将が、「採算度外視」で振る舞う、太っ腹な『お食事処こずえ』で、満足度の高いひとときをお過ごし下さい。なお、場所が卸売市場ですので、市場関係者以外の一般の人は10時以降しか入れませんので、ご注意下さい。
お食事処こずえ(こずえ食堂)
住所:北九州市小倉北区西港94-9 北九州市中央卸売市場 あさタウン
電話番号:093-583-2424
営業時間:8-15時くらい(店主の体調、やる気により変動?)
※一般の人は卸売市場に入場できるのが10時からですので、ご注意下さい。
定休日:日曜日
駐車場:いくらでも有り
KA-TSU
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