旦過市場の老舗店『小倉かまぼこ』
北九州市の台所「旦過市場」。いつも活気に溢れ、最近では海外からの観光客で賑わうスポット。
その旦過市場の中にある、創業100年近い「かまぼこ」というか「てんぷら」の専門店と言えば『小倉かまぼこ』。創業が1920年(大正9年)ということなので、驚きの超老舗。旦過市場で営業を始めたのは、昭和30年代だそうです。
北九州では「てんぷら」といえば「さつまあげ」も意味する
さて、先ほど「てんぷら」と表記しましたが、一般的に「てんぷら」と言えば衣とともに揚げた「天ぷら」を指しますが、北九州では、いわゆる「さつまあげ」も「てんぷら」と言います。西日本ではそのように言われているようですが、真偽は定かではありません。
良い素材にこだわる『小倉かまぼこ』
『小倉かまぼこ』の天ぷらは美味しい。とにかく美味しい。いつもそう思っていたが、機会があり、小倉かまぼこの森尾専務さんから、その秘密をお聞きすることが出来ました。
天ぷらの素材である「すり身」のランクが最上級のものを使っているそうです。
一般的にかまぼこには、良いすり身は回ってこないのだそうです。そこで、特別なルートで、その日に使う分だけの最上のすり身を仕入れているのだとか。
美味しいはずです。納得。
『小倉かまぼこ』といえば、「カナッペ」
『小倉かまぼこ』の一番人気は、何と言っても「カナッペ」です。
『小倉かまぼこ』を代表する、大人気の名物商品「カナッペ」が生まれたのは、昭和34年頃なので、55年以上の歴史です。現在の専務森尾さんのおばあちゃんが考案され、フランス料理のカナッペから命名したそうです。
特上すり身と、カリッとしたパンのコラボは、他では味わえない独特の美味しさです。作る手間暇考えたら、130円はとっても安いです。一番人気なので、一日中揚げているそうです。
また、Facebookでのチェックインサービスで130円が、100円になる大盤振る舞いなサービスもされています。
もちろん他の「てんぷら」も美味しい
「カナッペ」は不動の人気第一位ですが、もちろん他の「てんぷら」も美味しくて人気です。
「カナッペ」に次ぐ人気が、「白天(丸天)」だそうです。一番シンプルな「てんぷら」なので、意外な気もしますが、やはり定番なのですね。
三位は「玉ねぎ天」だそうです。
個人的には「関門タコ天」が好きですね。
まあ、どれを食べても美味しいですが。
好きなものを選んでも良いですし、セット売りならお得ですね。
北九州市小倉北区「旦過市場」にお立ち寄りの際には、ぜひ「カナッペ」目指して、『小倉かまぼこ』に立ち寄って観られることをオススメ致します。
小倉かまぼこ 店舗情報
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町4丁目 旦過市場内
電話番号:093-521-1559
営業時間:9:30-18時
定休日:日祝日
2016年3月末現在、通販サイトが機能していないようですので、お取り寄せなどは、お電話で確認されるか、Facebookページからメッセージなどされたほうが良いと思います。
KA-TSU
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