虹ができるメカニズム
皆さんは、虹ができるメカニズムをご存じですか?
Wikipediaには、以下のようにあります。
太陽の光が、空気中の水滴によって屈折、反射されるときに、水滴がプリズムの役割をするため、光が分解されて、複数色(日本では七色とされる)の帯に見える。雨上がり、水しぶきをあげる滝、太陽を背にしてホースで水まきをした時などによく見ることができる。
太陽光が水滴で屈折、反射して見えるわけで、その反射角が42度で虹が見えるそうです。ですので、日本の場合は夏場なら、朝、夕方など太陽の角度が低い時、冬場なら日中でも見えることになります。
強い太陽光、つまり快晴、そして雨上がりなどの気象条件、さらに最近ではPM2.5などの条件も含めて、なかなか見ることが出来ません。
虹で皆をハッピーにしたい!『北九州×にじのはしプロジェクト』
なかなか見ることが出来ない虹。だからこそ、人は虹を見た時に、何だか嬉しく、ハッピーな気分になるのでしょうね。
そしてその虹を通して、北九州を盛り上げたい、人をハッピーにしたいという方がいらっしゃいます。
梶谷克彦さん
西日本工業大学
デザイン学部 建築学科 助教
梶谷さんは福岡から北九州に来られた際に、それまでに思い描いていた北九州市のイメージが大きく覆されたそうです。工業地帯、ものづくりの町といえば、誰しもイメージするだろうそれが、都心の真ん中に綺麗に整備された紫川が流れ、小倉城があり、素敵な商業施設などもあり、とても洗練されていることに嬉しい誤算があったそうだ。
しかし一方で、そんなに素晴らしい環境も、全然アピールせず、謙虚な姿勢の市民を見て、外から来た自分だからこそ分かる北九州の魅力を、どうにかして発信したいと考えた。そして実際に大きなイベントの運営なども手がけ、北九州市に多大な貢献をされている。
そして今年2015年6月から本格的にスタートさせたのが、今回の『北九州×にじのはしプロジェクト』である。
小倉城、門司港レトロなど北九州各地の観光名所等を中心に、虹を作り出し、それを写真に収めている。
詳しくはFacebookページをご覧下さい。
虹を作り出す梶谷さんと学生たち
実際に虹を作り出すにはどのようにしているのか?
高圧洗浄器を使います。
条件の揃った空中に向け水を噴射。
綺麗な虹がかかります。
自然が相手なので、思い通りに出来ない事もしばしば。梶谷さんと学生さんたちは綺麗な虹を出すために、何度も試行錯誤を繰り返します。
そして円形の虹にも挑戦。私のカメラでは収まりきれません。
虹で北九州を盛り上げ、皆をハッピーに!
これから梶谷さんは北九州各地で、虹を架けるプロジェクトを起こし、色々な方々とのコラボレーションで、北九州を盛り上げようとされています。
北九州の観光資源、そして人的資源とのコラボレーションも始めていて、これからの取組みが大変期待されます。
虹を架けるという、自然条件の成約があり、難しいプロジェクトであるが、梶谷さん、そして学生の皆さんは、そのミッションを見事にやり遂げる事だと確信しています。
ぜひ虹で皆さんをハッピーにして下さいね!
KA-TSU
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