台北観光の目玉『忠烈祠』の衛兵交代式
台北の観光で欠かせない一つが、この『忠烈祠(ちゅうれっし)』での「衛兵交代式」。
「衛兵交代式」は、ここ以外にも、台北では『忠烈祠』以外に、「中正記念堂」、「國父紀念館」の計3カ所で行われていますが、ここ『忠烈祠』が一番有名です。
『忠烈祠』には2箇所に衛兵が立っており、2箇所で交代式が見られ、その間の移動距離も長く、また、近くまで寄って見ることが出来るので、観光には適してます。
なお、「衛兵交代式」は、毎日9時から17時まで、毎正時に行われています。
こちらは忠烈祠の門を守る衛兵です。
『忠烈祠(ちゅうれっし)』とは
『忠烈祠』の正式名称は『国民革命忠烈祠』。一般的には『台北忠烈祠』、また台北においては単に『忠烈祠』と呼ばれています。
ここは、中華民国の建国や、革命、戦争などで命を落とされた英霊を祀る場所です。
それを分かった上で見学すると、少し見方も変わるかもしれません。
選ばれしエリートたち
「衛兵交代式」に任務についている彼らは、エリート中のエリート。
陸・海・空軍、それぞれから選ばれた、精鋭たちで構成されています。
この任務に選ばれたら、両親が大変喜ぶそうです。名誉な任務なんですね。
ちなみに、制服の色で陸海空軍が、判別できます。陸軍はグリーン、海軍はネイビー、空軍はブルーです。
白の制服は、陸軍の夏用の制服です。
その彼らが、厳しい訓練の末、この衛兵の任務に就いているわけです。
衛兵交代式の様子
ではみどころの、衛兵交代式をご覧下さい。
まずは奥の衛兵交代が先に行われます。
交代式を終え、続いて入口の門の方に進みます。
ある程度衛兵に近寄れるのが『忠烈祠』の魅力です。ただ近づきすぎると、係員の方から注意されますので、程々に。
途中フォーメーションが、少しずつ変わります。
足元には長年の営みが伺える5本の線。石畳とブーツの金具が擦れてできたものです。彼らが歩く時、「ザッ」「ザッ」という音が、静寂の中、鳴り響きます。
そして、いよいよ交代式。
1時間の任務を終えようとする彼ら。どんな気持ちなんだろう?
任務を終えようとする彼らが、隊列に合流します。
そして見どころのパフォーマンス。一糸乱れぬ彼らの動きに、まばたきするのがもったいないくらいです。
そして、入れ替わって、新たな二人が任務に向かいます!
上官?が服装を整えたりして仕上げをします。
これから一時間、瞬きもせずに頑張る彼ら!
一時間まばたきしないって、どれだけ鍛えたら出来るのでしょうか?
本当に感心します!
ちょっとですが、動画を撮ったので、雰囲気をお楽しみ下さい。
写真を、パラパラ漫画風に仕上げたので、動画リンクしておきます。
KA-TSU
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