松田優作が通った「大阪屋」を目指す
『松田優作』
1989年に40歳でこの世を去った、日本が誇る世界に通用する名優。松田龍平、松田翔太の父親でもあり、いまだに根強いファンが多い伝説の男。私もそんなファンの一人。
その松田優作が通ったチャンポン屋さんが下関にある!
名前は『大阪屋』
なぜ下関で大阪屋なのか?確か幕末の志士達が通った、色街にも大阪屋があったので、何か関係あるのかないのか?とにかく、松田優作ファンとしては、行かずにおられない!
場所は、下関駅の西口から至近。直線距離では150m程度か?しかし地下道を通るので、少し距離を感じる。ちなみに、山口県では、地下道を見かけることが多い。地下街や地下鉄ではない、通るだけの地下道は、最近少ないような気がするが、勘違いかな〜?
とにもかくにも、下がって
上がる
地下道を出ると、このような碑。
ここからは100m程度。
ん⁇なんだか変な感じ…おじさんがニコニコしながら、「どうぞ」「どうぞ」と、しきりに誘ってくる…。なんとピンクなお店だらけ…。ここはピンク街ではないですか!?道路は広いのに、なんだか違和感バリバリ。こちらの大阪屋も、やはり色街にあるんだ!
「なんじゃこりゃ~」
松田優作気分が少し高まりました。
松田優作の愛した『大阪屋』のチャンポンを食す
ようやく到着した(駅から直線距離150mとは思えぬ、なかなかスリリングな旅気分だった)大阪屋は、やはり色街のど真ん中にあり、異彩を放つ歴史を感じる建物である。
メニューは、チャンポン3種類と、いなり。
戸を開けて「こんにちは〜」
11時過ぎたばかりの、開店直後ということもあり、おばちゃんが暇そうにしていた。
私「良いですか?」
おばちゃん「はい、どうぞ〜」
店内は昭和な香り!
これも懐かしい雰囲気(笑)
おばちゃん、お茶と同時に、
「ちゃんぽんで良いですか?」
やはり、ちゃんぽんのみ。
まぁ、ちゃんぽん目当てなので、それで良いのだが…
ん⁇
メニュー⁇
色々書いてる⁈
お聞きしたら、5年前に他界したご主人がいた頃は、これらのメニューがあったそう。しかし今は、おばちゃん一人なので、チャンポン3種類を中心に、うどんなどの限定メニューだそうです。
松田優作さんのサイン!
左は松田優作さんの俳優仲間でもありファンの、香川照之さんのもの。わざわざ大阪屋目指して、下関まで来てくれたそうです。
そして、お待ちかねのチャンポン!
横から見たら、こんな感じ!
九州とは違って、醤油ベースのようだけど、意外とあっさり食べやすい。
おばちゃんと『松田優作』との思い出話など語り合う
チャンポン食べながら、おばちゃんと色々お話ししました。
松田優作さんが、学生の頃から通ってたらしいが、その頃は知らなかったらしい。下関に帰省のたびに、寄ってくれた事。大型のバイク(ハーレーかな?)で、帰ってきて(東京からバイクで?)、厨房覗いて、「ただいま〜」と、気さくな感じだったそう。
色々と身の上話などもお聞きし、人にはそれぞれドラマがあるな〜なんて言いながら、楽しい時間を過ごしました!
せっかくなので、いなりも頂くことにしました。
これまた独特の味付けです。初めて食べる食感で、これまたなかなか!
大阪屋マークの湯呑みは、お客さんが持って帰ったりして、少ししかないそうです。昔の客には、調味料入れやら、爪楊枝立てなども、勝手に持って帰る人がいたそう。よくよく聞いたら、昭和30年代のようですねf^_^;
そして大阪屋とは、お店を出した初代が、大阪から満州での商売を目指したが、ここ下関で留まった事で、故郷の大阪を屋号に使ったそうだ。
その初代が昭和17年頃に、露天からスタートしたのが、始まりだそうです。ご夫婦で切り盛りされ、息子である、おばちゃんのご主人が継ぎ、今はおばちゃん一人…
この辺りの詳しいお話は、プライバシーもあるので、ここでは割愛しますね。ご関心あれば、直接おばちゃんとお話してみて〜
それから今回のちゃんぽんが、普通のちゃんぽん。
上は玉子を絡めてる⁇
特はシーフードのようですね。
ということで、現在80歳のおばちゃんが、元気なうちに、最低あと2回は来ますよ!
本当にごちそうさまでした!
そして、
いつまでもお元気で〜☆
大阪屋 店舗情報
住所:山口県下関市竹崎町3-13-2
電話番号:083-222-7993
営業時間:11‐15時
定休日:日曜日
KA-TSU
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