『スペースワールド』閉園
様々なことがあった2017年も、いよいよ大晦日。一年を振り返るとともに、新年への新たな希望を胸に抱く日。
そんな大晦日に、惜しまれつつも最後の日を迎える『スペースワールド』
多くの北九州市民にとって、「スペワ」の愛称で慣れ親しんだ『スペースワールド』が、今年いっぱいで閉園というのは、大きなショックだったと思う。
閉園が分かってから『スペースワールド』へは多くの方が詰めかけ、連日の大賑わい。私が行った12月30日も大盛況だった。
そして遂に大晦日のファイナルの日がやってきた。とても残念な気持ちでいっぱいです。
12月30日の『スペースワールド』の様子
まずは行ってきた、12月30日の『スペースワールド』の様子をご覧下さい。
15時半頃に行ったのですが、チケットの購入に約30分ほどかかりました。
北九州を代表するスペースワールドと皿倉山のコラボももう見られなくなりますね。
すでにどこも人で一杯。
スペースワールドのキャラクター「ラッキーラビット」は大人気で、なかなか近づけません。耳しか写ってなくてすみません^^;
あと1日の看板が、閉園の現実を突きつけます。
一部足元からは老朽化を感じました。
スペースワールドの代名詞とも言えるスペースシャトルがある風景。皆さん記念撮影をしていました。もちろん私も。
どのアトラクションも軒並み3時間以上の待ち時間でしたが、ここ「宇宙博物館」は人も少なく、ゆっくりじっくりと見学できました。宇宙開発の歴史、貴重な資料などが展示されている、スペースワールドならではの場所です。
子どもたちに大人気の「ふわふわエッグ」。子どもだったら絶対にやってみたい。
ゲームコーナーは子ども、そして男子に大人気です。
5時間待ちだった一番人気のタイタンMAX。
スペースワールドと皿倉山。このコラボレーション泣けます。
ムニムニマーセル(メリーゴーランド)とザターン。
ずぶ濡れするんですよね〜。それもまた楽しいアドベンチャークルーズ。
このイルミネーションの中ではセグウェイのような乗り物が乗れていました。後ろのスペースアイ(観覧車)とのコラボも綺麗です。
夜のスペースシャトルとヴィーナスGPのコラボが綺麗です。
その様子を撮影する男性の首にはエイリアン。スペースワールドならではの光景です。
夜はいたるところがイルミネーションで輝きます。
入口入ってすぐのファイナル看板は大人気で、常に人が並んでいました。
帰り際(19時過ぎ)に撮った入り口付近の様子。
スペースワールドならではのお土産なども大人気でした。
ファイナルでのイベントに向けて、準備をされていました。どんなイベントになるのでしょうか?行かれる方は、ぜひお楽しみ下さい。そして様子を教えて下さい。
本当に名残惜しいですが、これにて…
27年間、私達を楽しませてくれて、本当にありがとうございました。
私にとっての『スペースワールド』
『スペースワールド』がオープンしたのは、今から27年前の1990年4月22日。
当時私は旅行会社務めで、地元北九州支店の社員であり、『スペースワールド』は北九州の新たな観光の目玉ということもあり、公私に渡って何度も訪れた、思い入れのある場所です。
旅行会社に入社してちょうど2年目のスタートということもあり、当時のことは鮮明に覚えています。今と違って、中央部がだだっ広く、今のように沢山のアトラクションはありませんでしたが、それなりに楽しかった。そして何より、地元にテーマパークがあることが嬉しかった。
近くにあると価値が分かりにくい
しかし、開園当初の興奮も徐々に冷め、そこにあるのが当たり前に思えてくると、行くことも減り、それが普通になっていった。いわゆる慣れですね。
私の周りでも、一度も行ったことがない方も結構いたようです。いつでも行けるという安心感が、きっとそうさせるのでしょうね。
何事もそうですが、失って初めて、その価値を知る…そんな感じなのでしょう。
後悔先に立たず
今回の『スペースワールド』閉園という、信じがたい事実を突きつけられ、思うことは「後悔先に立たず」ということ。
いくら悔やんでも、今更どうすることも出来ない。
いつ何時、何がどうなるのか、それは誰にもわからない。であるなら、今を一所懸命に生きる、後悔のないように生きる、思ったことはやる、先送りにしない…
どうにか最後にもう一度『スペースワールド』に行くことが出来、強くそう感じました。
悔いのない人生を歩む
いつも思っていることですが、「悔いのない人生を歩む」ということの大切さを、改めて感じました。
やりたいこと、やるべきことを、先送りにするのではなく、やるべき時に、やれるうちにやる。
ちょうど大晦日ということで、来年の目標設定など、しっかり計画したいと思います。
最後に一言、さようなら『スペースワールド』、そして色々な思い出と、大切なことに気付かせてくれてありがとう!またどこかの星で!
KA-TSU
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