北九州の注連縄(しめ縄)「鶴」型は珍しい
正月に欠かせない日本の文化の一つといえば「注連縄(しめ縄)」ですが、北九州でしめ縄といえばお馴染みの「鶴(鶴丸)」型ですよね。
しかしこれは、全国的に見たら珍しい形だということをご存知ですか?
北九州市民にとってはこれこそが注連縄(しめ縄)なので、「そんなことはない!」と思ってしまいがちですが実はそれが現実なのです。
一般的に注連縄(しめ縄)といえば神社で見かけるようなあの形
では北九州以外の地域では、どのような注連縄(しめ縄)なのでしょうか?
一般的には大きな神社に飾られているあの大きな縄、あれが注連縄です。ですので、家庭などで飾られるのは、あれを小さくしたようなものです。
実際に「しめ縄」とググッて画像検索してみたらこんな感じです。
北九州でお馴染みのあの鶴の形は、なかなか出てきませんね。
北九州以外で一般的な注連縄(しめ縄)の種類
では他の地域では、「しめ縄」はどのような形をしているのでしょうか?
一般的な注連縄(しめ縄)を調べてみると、
ごぼう注連
神社のしめ縄のようなスタイル
ごぼう注連に前垂
ごぼう注連に前垂をつけたもの
輪飾り
縄を輪状にしたもの
玉飾り
輪飾りに様々な装飾を施したもの
などとなっています。
ちなみに福岡市は、北九州市とは違って左右に6本ずつで12ヶ月を表す「福岡・博多型」です。
また最近では伝統的な形ではないモダンなものも増えていますね。
各地の文化風習の違いって本当に面白いものです。そして北九州の独特の文化・風習に誇りを覚えますね。ぜひ詳しい注連縄の歴史や、地域における違い等についても、もっと調べてみたいと思います。
KA-TSU
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