シリーズ23作、
ダニエル・クレイグ3作目、
そして007の50周年記念作品。
『007 スカイフォール』
あらすじ
トルコ、イスタンブール。潜入捜査官の情報が入ったハードドライブが何者かに奪われる。犯人を追いボンドはイスタンブールにいた。あと一歩まで迫ったところで、同僚が殺されてしまう。彼は、応急処置をこころみるのだが、Mは非情にも追跡を続けるように指令を下す。
猛烈なカーチェイスの後、犯人を追いつめ列車の上で格闘になり、目の前にトンネルが迫る。「二人を見失ってしまう」というイヴに対しMは非情にも発砲を指示。イヴの誤射によりボンドは90m下の川に転落してしまう・・・。死の世界から戻ったボンド。人里離れたビーチに身を潜め、無気力な日々を送っていたのだが、「サイバーテロがMI6を狙う」というニュースを知りロンドンへ戻る。死の世界から甦ったボンドは再びテロ組織を追って世界中を駆け巡る。果たして犯人は誰で目的は何か?Mが隠してきた秘密とは?そして、ボンドの運命はいかに・・・。
『007 スカイフォール』公式サイトより
観終わっての感想・・・
なるほど!
そういうこと!
これは面白い!
これは最新作であり、
まさにジェームスボンドの原点。
007シリーズのスタートを
味わうことが出来ました!
スカイフォールの位置づけ
元々、
ダニエル・クレイグの役どころは、
若き日のジェームス・ボンド・・・
つまり、
これまでの作品の以前の
ボンドを描いていることになります。
時代は現代ですが。
最後に明かされた登場人物の名前で
「え!そうなんだ!」と、
改めてダニエル・クレイグの出演した
前2作のキャストを確認!
007のおなじみの登場人物で、
「カジノ・ロワイヤル」、
「慰めの報酬」には出ていなかった、
ある人物の若き日の姿。
つまり、
スカイフォールで、
これからのおなじみの007が、
スタートするわけです。
ゆえに、
「カジノ・ロワイヤル」にも、
「慰めの報酬」にも、
おなじみのオープニングテーマがない。
おなじみのはずの、
アストンマーチンを見た、
Mのセリフにも納得です。
そして、
そのアストンマーチンと共に始まる、
おなじみの「007のテーマ」
「これこそ007!」
と、興奮してしまいます。
そしてラストに、
おなじみのオープニングシーン。
まさに007シリーズのスタート!
観終わったあとに、
これからがこれまで続いた
シリーズの始まりなのか~
と、なんとも言えない、
嬉しいこの感覚。
Mは別人?
Mを演じるのは、
おなじみのジュディ・デンチ。
でもこのMは、
これまでのMとは、
同一人物ではないという設定。
考えてみたら、そうですよね!
だって、
ジェームズ・ボンドの、
原点の際の上司なわけで、
同一人物だったらおかしい。
なんとも不思議なことですが、
ピアーズ・ブロスナンの頃の、
Mとは別人を演じているらしい。
特に違いは分かりませんが(笑)
アクション映画の原点を感じる
個人的には、
ロジャー・ムーアの頃の、
作品で言えば「私を愛したスパイ」や
「ムーンレイカー」などの、
絶対にありえないよな~でも楽しい!
という娯楽系アクションも大好きですが、
やっぱり人間臭いジェームス・ボンドには
しびれましたね!
冒頭からの、
ボンドの体を張ったアクションは、
これまでにない、
魅力に溢れたシーンの連続。
このアクションは、
間違いなくシリーズ最高傑作。
とにかく、
50周年記念作品にふさわしい、
ジェームス・ボンドの
人間性を知ることの出来る、
素晴らしい作品。
特に、
従来からのファンには、
色々なものがつながるので、
たまらない作品ですね!
次回作「スペクター」の公開が、
待ち遠しいです。
でも、
次回でダニエル・クレイグは、
ジェームズ・ボンドを卒業…
スカイフォール内のセリフで、
「世代交代」というキーワードが
チラホラ・・・
これは、
色々な意味が込められているようで、
とても考えさせられました!
「スペクター」
心して臨みたいと思います。
KA-TSU
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