私はほとんど車を運転しません
私は、あまり車を運転しない。
車は所有はしているが、
ほとんど妻専用です。
車を運転しないので、
免許証の色はゴールド!
なんとも皮肉なものです。
さて、私の移動手段のメインは
『歩き』
どこに行くにも、まずは歩き。
毎日5キロ以上は歩く。
多い時は、10キロ以上歩く。
自称「歩きニスト」
今流行の100キロウォークとか、
そんなのには、興味なし。
ただ自然に、当たり前に、
移動手段として、歩いている。
元々歩き始めたのは、
税理士さんとの会話がキッカケ。
税理士の奥さんは車を持たず、
どこに行くにも、
タクシーを使うという話から。
そう聞いた私は、リッチですね!
とお伝えしたところ、
車2台持っていた私の方がリッチだ!
という話になった。
そして税理士さんと、
車に関するお金の計算が始まった。
車は金食い虫
仮に一台600万円の車を、
7年間乗るとすると、
一年当たり90万円近くになる。
これを12ヶ月で割ると、
一ヶ月当たり7〜8万円。
それにガソリン、保険、
オイル、タイヤ、消耗品、
駐車場、車検代金…
これらを加えると、
毎月12〜15万円程となった!
これが300万円の車であっても、
毎月7〜8万円はかかる事になる!
では、仮に毎月15万円なら、
タクシーに乗るとしたら、
一日5,000円相当になる。
8万円としても、
一日3,000円近い金額だ!
しかも北九州には、
ZOCタクシーという、
格安ハイヤーがあり、
金額は概ねタクシーの半額。
それを使うとすれば、
絶対こんな金額も乗らない!
しかもちょうどその頃、私たち家族は、
街中の便利の良い場所に引越したため、
2台の車は、
いつも駐車場に駐めっ放しだった。
こりゃお金の無駄遣いだ!
もう一つ理由があった。
運転するリスク
若い頃、
車が好きだった頃は、
運転そのものが好きで、
結構粗い運転をしていた。
しかし40代半ばとなり、
徐々に運転に伴うリスクを、
意識し始めていた。
事故の加害者となるリスク。
これは、
特に説明の必要は無いと思う。
そして、もう一つ、
仕事、約束に影響の出るリスク。
以前、
セミナー講師として会場に向かう際、
危うく事故に巻き込まれそうになった。
その時に、
もし事故を起こしていたら、
今日のセミナーはどうなったのか?
考えたらゾッとした。
それ以来、
大事な仕事の場合は、
公共交通機関を使うように、
徐々に変わっていった。
税理士さんからキッカケを頂き、
過去の体験に照らし合わせて、
車好きの妻の車を残し、
すぐに私の車を手放す事にした。
そして、
私の歩きニスト生活が始まる。
幸い便利な場所に住んでいるため、
お散歩がてらに何処にでも行ける。
遠いところは、
バスや電車に乗り、
不便な場所やお天気の悪い時は、
タクシーに乗る。
実際タクシーに乗る事は、
当初の想定よりはるかに少ない。
歩くことで自由になった
車を手放し、
歩き始めた事で、
良い事が沢山ある。
1.健康面に良い
これは説明の必要はないでしょう。
強い足腰、贅肉の少ない身体、
その他沢山の効果を感じてます。
2.色々な発見がある
車だと見逃してしまう、
小さな面白いお店や、建物等、
街中での発見が沢山あり、
探検のような気分を味わえる。
また、
四季折々の自然との触れ合いは、
人生におけるオアシスのように、
毎日小さな感動を味わえる。
3.自由度が高まる
これこそが旅人としての、
最高の喜びだと思う。
車だと、
駐める場所や、
アルコール摂取など、
色々と制約を受ける。
それに対して、
歩きの場合は、
状況に応じて、臨機応変に、
移動手段を選択する事が出来る。
また、
公共交通機関に乗っている間、
眠ったり、仕事したり、
本を読む事も出来る。
必要な時に借りたら良い
車を完全に否定する気持ちはない!
車の方が便利な場面は、
もちろんある。
その時は、
レンタカーで良いのではないかと、
考えています。
状況に応じて、
車種等も選べるし、
とにかく無駄がない。
持たない幸せ
物は、
ちょうど脂肪のようなもので、
無くては困るが、
多過ぎても困る。
無駄を省いて、
必要な物だけを持ち、
シンプルに生きると、
身も心もスッキリする。
地球環境のためにも、
自分のためにも、
シンプルライフを実践したいと、
思います。
KA-TSU
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