九州の玄関口「門司港」にある「心の港」『こがねむし』
九州の最北端「門司港」
その門司港に、単なる喫茶店を超えた、心のオアシスと呼べる、素敵なお店がある。
その名は、『こがねむし』
みんなの「心の港」でありたいという、素敵なオーナーご夫妻が営む喫茶店です。
門司港の老舗喫茶店『こがねむし』
喫茶店を開業するために、外洋船のコックとなり、10年間の修業の後に、この『こがねむし』をオープンさせたご主人。今年の11月で38年を迎える、門司港の老舗喫茶店。
ここは、正確に言えば、喫茶店ではなくてレストラン。メニューにドリンクはないから。門司港名物の焼きカレー、カレー、ハヤシライスがメインの、レストランになる。
混み具合、状況により、裏メニューとして、コーヒーが現れることはあるが、基本的にメニューにはない。
でもいつも沢山の人が集まり、ついつい長居してしまう、なんとも不思議なお店である。
その不思議な魅力の答えは、もちろん美味しいメニュー。そして何と言っても、最大の魅力は、お店の看板女将、藤本千恵美さん。
千恵美さんのもとに沢山の人が集まる
ご主人が厨房でひたすら調理、千恵美さんが表で切り盛り。それが『こがねむし』のスタイル。ダンディなご主人はなかなか表に顔を出さず、30年通って、一度も見たことがない方がいるとか。とってもシャイで素敵なご主人ですよ。
常連客は千恵美さんとの会話を楽しむため、カウンターから埋まっていく。とっても気さくで楽しく、心優しき千恵美さんとの会話は、何事にも代えがたい魅力。
常連さん、ネットで調べて全国から来る方々、たまたまフラッと立ち寄る方、様々な方が千恵美さんとの時間を楽しむ。千恵美さんを起点に、良い人と良い人のご縁がつながる、とても素敵な空間だ。
「千恵美さんに会いたい。」
その気持ちで、今日も沢山の人が集まる。
優しく美味しいお料理
もちろんお料理は、どれも美味しい。船のコック10年、そして『こがねむし』38年、半世紀近いご主人のコックとしてのキャリアは素晴らしい。
名物料理は、門司港名物焼きカレー。カリッと香ばしい、トッピングのオニオンフライが効いている。そして何と言っても、中にある半熟卵。すぐに食べないと、固まってしまいます。投稿用にお写真撮影される方はご注意下さい。
こちらはハイカラ焼き。焼きカレーとパッと見、あまり見分けがつきませんが、こちらは焼きカレーの上にクリームシチューをかけて焼いており、さらなる深い味わいのある一品です。海老も入っています。なおこちらの玉子は焼きカレーより固まっているので、慌てて食べなくて大丈夫です。
カツカレーも名物。優しいカレーと、食べやすいサイズにカットされた沢山のカツが、絶妙にマッチしている。とってもクセになる美味しさ。
チキンカツカレーはカツのボリュームも凄くて、食べ応えあります。
唐揚げカレーも人気だ。
個人的には裏メニューの、オムライスカレーにカツ乗せがイチオシ。メニューにないだけでお願いしたら出してくれますよ。一度で三度美味しいスペシャルメニューです。
元気になる場所『こがねむし』
単に食事するだけでなく、行けば元気になる、そんな心のオアシス『こがねむし』
きっと今日も沢山の方が、美味しいお料理と、千恵美さんの優しさに、癒やされていることだろう。
こがねむし 店舗情報
住所:福岡県北九州市門司区東本町1-1-24
電話番号:093-332-2585
営業時間:11:45~15:00、17:00~21:00
定休日:金曜日お休み
駐車場:なし(近隣に駐車場あり)
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